ゆき化粧・秋野菜・星月まふゆの日記

小説を書く星月まふゆとイラストを描く秋野菜と2人を取りまとめるゆき化粧の1人3役ブログです。

芸術の秋を前に美を探求しに行きました。

こんにちは、ゆき化粧です。本日は僕が現代アートによる国際交流展「美の探求」に遊びに行った話をしたいと思います。

 

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こちらが「美の探求」のフライヤーです。僕は夏の茹だるような暑さの中伺ったのですが、芸術といえば芸術の秋ですよね。なぜ芸術は秋なのかというと、気候も快適な時期で芸術に勤しむのに最高の季節であるという説、秋には特に芸術展やコンテストが多く開催されるから最高という説など様々な説があります。


僕は絵を描くこともするし、展示会や個展を見に行くのも好きなのでまさに秋に生きる人間なのですが、一番好きな季節はと聞かれると冬と答えますし、夏に見る芸術も普通に最高でした。みなさんも芸術は自由に楽しみましょう。

 

そして今回は展示会についての記事ですが、秋に生きると言っておきながらも美術品や芸術作品を評価できるほど知識はないです。正直普通の人がなんとなく芸術に触れて自分なりに楽しんでいるだけです。なので、すごい!とか、かっこいい!くらいの語彙力しかありませんが、ぜひ作品の写真だけでもお楽しみください!以下、「美の探求」についての所感です。

 


美の探求、テーマは「今、大切なものは何か」

この展示会は、日米韓を中心としたアーティストが、「なぜ、そこに着目したか」、「今、大切なものは何か」に焦点を当て、自らの制作への思いや取り組みについて語り、観覧者との相互交流を軸に展覧します。

 

環境や背景、人種や立場が違うなかで、人と人とが出会い、交流することで、多様性の中から生まれるものは何でしょう。何が違い、何が同じなのか?

 

作品展示といくつかの関連イベントからその答えを探る国際交流展です。

展覧会の概要から引用させていただきました。アーティストが作品制作という美を探求する行為を通して見る「大切なもの」とは何なのか。作品に込めた想いを展覧会で直にその空気感に触れることで、アーティストに寄り添って答えを共に探るというものが今回僕たちが巡り合えた機会です。

 

何かを作ることの本質は何かを伝えることであると思います。僕自身自分の思っていることを伝えたくて、でも伝えるためにどうすればよいのかという事に日々悩んでいます。絵や小説やこのブログもそうです、とにかく自分の思っていることをカタチにして目を向けてくれる誰かに本気を伝えるために、常にその方法を手探りながらも作品を積み重ねています。

 

つまり美術の難しさは美しく創造することでなくて、どうやってこの気持ちをカタチとして表現したらよいかわからない、自分の気持ちがうまくカタチにならないといったところなのだと思います。美術制作よりも身近にたとえると、言葉というものがそれに近いものです。どうやって(言葉で)表現したら良いかわからない、うまく言葉が出てこない、でも言葉にしたい!みたいなジレンマが美術制作にも通じているところなのかなと。

 

アーティストにとって作品は言葉そのもので、目に見えるようで伝えたい事は本当は目に見えなくて、時には人を傷つけたり癒したり、作品制作は独りで励んでいるようでアーティストが伝えたい誰かに対して行われているものなのです。なので今回は「今、大切なものは何か」という問いかけに触れることで自分の大切なものについて思い直すことが、1人のアーティストをそして自分自身を理解することなのだと思います。

 

とは言ったものの、初めに言った通り僕は芸術的な評価ができるほど知識も経験もありません。しかし自分なりに真剣にアーティストが創り出した作品に向き合うことができます、作品を通じて自分自身に何を残すことができるか考えること出来ます。それだけでも美術という新たな世界に踏み出す価値が僕にはありました。

 

そんな自分と向き合う、人と向き合うという大切なものに気付かされたのが僕にとっての「美の探求」になりました。ちょっと難しいような抽象的なことを言ってしまったのですが、とにかく作品を見るのは新鮮で最高です。受付の方に確認を取ったところ、ご紹介してもよいとのことでしたので、次章で僕が触れた新鮮さのおすそ分けをさせていただきます!

 

 

個展も良いけど展覧会もいい!好きな作品を見つけることができるかも

良くわからない所感を述べてしまったせいで非常に疲れてしまったと思ういますが、結局実際に作品を見てみて直感的にでも、この作品いいなと思えたらいいのだと思います。なので、ここでは視覚的に僕のお気に入りの「美の探求」を楽しんでいただこうと思います。数ある作品の中でも僕が特に気に入った2作品を画像を添えてご紹介いたします。

 

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野村早佑実

「LIFE」

 非常に迫力がある絵で展示されていた部屋の中でも一際目を引く作品でした。写真では伝わりにくいかもしれませんが、実際に絵を前にしたときの立体感は非常に驚かされるもので、思わず色々な角度から見てしまいました。

 

羊の質感、表情から力強い生命の鼓動を感じることができる一枚ですね。この絵は僕にとって、強く生きているすべての生き物への敬意を感じる作品のように感じました。

 

 

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 佐塚弾純

「rolling down」

 

最後は佐塚弾純さんの「rolling down」です。この作品のテーマは「思い入れ」。写真のように、壁にたくさん展示された彼の思い入れに対する思いやりはとてもメッセージ性の強いものでした。

 

自分の思い入れや他人の思い入れは尊重しなければいけないものであり、それを蔑ろにされた怒りを、ひとりひとりの小さいかもしれないけれどその人にとっては大きな存在である思い入れを、精密な心象風景と共に見事にひとつひとつの箱に表現されています。どれも非常に感情的で好きなのですが、下記一枚はそのなかでも特にお気に入りの1人です。

 

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世界を飲み込むような絶大な激情をこの小さな箱に見事表現されているのが本当に好きでした。

 

他にも魅力的な作品はたくさんあり、写真にもおさめましたが、厳選して好みの2作品をご紹介させていただきました。

 

このように展覧会には様々なアーティストからの作品が寄せられるので、数ある作品達の中からお気に入りの作品をみつけて、それを作ったアーティストの以前の姿やその後を追いかけるのも面白いと思います!

芸術に親しむにはまず軽い気持ちで足を運ぶことから始めよう!

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今回お邪魔した「美の探求」は東京都千代田区にある3331 Arts Chiyodaで開催された現代アート展です。3331 Arts Chiyodaは、 中学校をそのままアートセンターにしてしまう何とも芸術的な建物であり、中にはアートギャラリーだけでなくカフェやオープンスペースを保有しているなど、非常に多目的で使用できる場所です。

 

今回ご紹介した現代アートによる国際交流展「美の探求」はご紹介するのがギリギリになってしまったため、この記事が投稿される頃には終了してしまう展覧会ですが、3331 Arts Chiyodaでは基本何かしらの展覧会やワークショップが行われているので、閉館日以外はお越しいただければ楽しむことはできると思います!

 

また展覧会やワークショップが充実していることもさることながら、芸術を身近に感じてもらうために、気軽に入れる気遣いとしてフリースペースも解放しています。お昼時には近所の企業から休憩にいらっしゃる会社員の方や、小さなお子様を連れたお母様方で賑わってるそうで、夕方になるころには子供たちが宿題をしにくるそうです。

 

正直、僕自身が美術館や展覧会は分不相応なのではないかと思っていたので、3331 Arts Chiyodaに入るときも結構勇気がいりました。ですが今では、暇なときにホームページを確認しては面白そうな展覧会に飛び込んでいるほど非常に居心地の良い場所になってしまいました!本当にお昼ご飯を食べるだけでも休憩するだけでも良いので、是非3331 Arts Chiyodaを一度利用してみてください!

 

以上、本日は現代アートによる国際交流展「美の探求」のご紹介でした!